転職成功のコツはたくさんある。同じ職種に転職するのか、それとも違う職種に転職するのかでもコツは変わってくる。どちらに対しても言えるのは、体験談を参考にすることだ。実際に転職に成功した人の意見を知ることで、成功イメージをつかみやすくなる。また反対に失敗したパターンを知っておくと同じ失敗をしないように注意することができるのだ。
ここからは転職に成功した人の体験談をもとに転職のコツを紹介する。失敗パターンも気になる人は【体験談から学ぶ「転職成功の秘訣」】を後で読んでみるといい。
さて同じ職種に転職する場合のコツは、仕事で譲れない部分をはっきりさせること。社風に合わない、待遇に不満があるなどが転職理由に多いが、今の仕事自体はやりがいがあると思っている場合が多い。そこで、同業界でならこれまでの経験を生かすことができ、キャリアアップをはかることもできる。
同じ職種では、書類選考で落とされずに面接に進める可能性が高い。そこで、会社についてよく調べ、転職理由をはっきりさせることをおすすめする。実際に同業種の転職した人の体験談では、成功理由に「自分のやりたい仕事ができる環境かを確認する」ことや、「仕事で大切にしたいものを設けた」などを挙げている。また、「資格を取得していたことがアピールポイントになった」という意見もあり、資格があると有利だ。
また、違う職種に転職する場合のコツは、その仕事内容についてよく理解すること。思っていた仕事と違った、昔からの夢を叶えたいなど、違った仕事をしたい理由はさまざま。そこで再び仕事内容にミスマッチを起こさないために、どんな仕事かを調べておくこと、その職種に就いている知り合いや面接官に実際の仕事内容を詳しく聞いておくことが大切になる。
面接で仕事内容を聞くと、その仕事についてわかっていないと思われるのではと不安になるもの。ところが、実際に異業種に転職できた人の体験談には、逆にそれで「会社や仕事への意欲を感じる」と印象がアップしたというものもある。初心者らしく、見えや建前で飾らないことが大切だ。
経験者は即戦力、未経験者なら伸びしろがあるという魅力がある。面接で、自分のアピールポイントを精いっぱい伝えることが成功のカギとなる。